ゲーミング用USB-DACという選択肢

Sound BlasterX G5

序論

その昔から、サウンドカードというディヴァイスは存在していた。それは当初、ビープ音しか鳴らす事のできないコンピュータに一定の音声出力機能を持たせる程度のものでしかなかったが、時代の要請に応えて次第に複雑な音響処理を行えるようになってきた。

やや遅れてUSB-DACと呼ばれる外付けのD/AコンバータもPCオーディオの旗手として勃興した。サウンドカードはコンピュータの内部に組み込む都合上、ハードウェアの構成によってはどうしてもノイズの発生が避けられなかったが、音声の処理を完全に外付けの機器で行うUSB-DACはコンピュータ由来のノイズから逃れる事が可能であった。… 続きを読む

京都市長選挙に見る政局の問題点

kyotovote

今月7日に京都市長選挙の投開票が行われた。京都市は共産党推薦候補が健闘できる数少ない地域であったはずだが、今回の選挙では惨敗してしまった。数々の悪法を通しつつも盤石の支持率を誇る安倍内閣とは異なり、どうもわれわれ左翼は大衆的な支持を得られていないようだ。その理由を考えてみる。

いわゆる安保法制や秘密保護法が表に出た時、テレビもネットも相当に盛り上がったものだ。しかし、本当に盛り上がっていたのは政治に関心を寄せる人々とメディアぐらいで、ほとんどの国民は全く気にかけていなかったというのが実際の所だろう。大半の人々にとって重要なのは日々の暮らしであり、それ以外の事に対するプライオリティは常に低く維持されている。もっとも、それらについての情報を彼らなりに各所で見聞して、一応の賛否を示す事ぐらいはしたかもしれない。だが、これらはあくまで雑談の範疇に留まり、政治的な影響力を持つには至らないのだ。

われわれ左翼の問題点は、こうした大衆の現状をほとんど無視している所にある。その点、右翼は人々の感情に素早く反応する。特定の民族に対するちょっとした偏見や微かな嫌悪を切り口に、自らの思想を巧みに伝播しているのだ。SEALDsやその諸派による活動はセンセーショナルな注目を集めたものの、身なりの良い若者が大言壮語や理想論を叫んでいるように捉えられる節もあり、本筋とは関係のない対立を生んでしまった。世代間対立などはその最たるもので、若者のする事は何でも鼻につく年頃の人達からすれば、あれはまさに格好の批判材料だったに違いない。おまけに、老人層はほぼイコールで保守層でもある。… 続きを読む