点と接線

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カーネルアップデート失敗からの復帰

本日午前8時頃。いつものように淹れたてのコーヒーを片手に意気揚々とArch Linuxを立ち上げようとしたが、エラーにより起動しなかった。画面上にはFaild to open file: initramfs-linux-zen.imgの文字。対象となっているファイルの名称からブート関連の障害と推定される。そういえば、昨日行ったアップデートにカーネルの更新が含まれていたような気がする。恐らくこの過程でなんらかの問題が生じたのだろう。

linux-zenの導入について

これまでカスタムカーネルにはほとんど縁がなかった。僕はオーディオ好きなのでリアルタイムカーネルには少しだけ関心を持っていたが、システムの安定性に影響を及ぼしそうなので試用には至っていない。一方、linux-zen、俗にZENカーネルと呼ばれるカスタムカーネルにはもっと普遍的な付加価値がありそうに思われた。なんせArch LinuxのWikiでは下記のように説明されている。ZEN Kernel はカーネルハッカーたちの知恵の結晶です。日常的な利用にうってつけの最高の Linux カーネルになります。詳しい情報は https://liquorix.net を見てください (Debian 向けの ZEN ベースのカーネルバイナリ)。

Discordは早漏野郎

本日の朝方、いつものようにArch Linuxを起動すると唐突にDiscordが手動アップデートを要求してきた。わざわざ圧縮ファイルをダウンロードし、任意のディレクトリ下に展開せよということだ。毎朝、習慣的に行っているyay -SyuにDiscordのアップデートは含まれていなかったので、よほど急に行われた更新だったのだろう。通常、Linuxにはアプリケーション(パッケージ)の導入から更新、削除までを一括で管理する仕組みが備わっている。これをパッケージ管理システムと言う。macOSにも同じ仕組みがあり、これはHomebrewと呼ばれるがGUIアプリケーションを管理する文化はないと思われる。

Apple M1は演算性能が高いわけではない

高速なのはメモリとI/Oである。まずは下の画像を見て欲しい。Apple M1チップの実物写真だ。見てのとおり、一枚のSoCの横に二枚のRAMが直に取り付けられている。M1チップのイメージ画像 ほど美しくはないが、それでもなんとかしてSoCとRAMを隣接させることに成功している。乱暴に言ってしまえば、このように各要素間の物理的距離が近ければ近いほど性能は高まりやすい。なぜなら、データ伝達に使われる電気信号のスピードは一般に想像されているよりはるかに遅い(光速の200分の1)からだ。毎秒何億、何兆回もの計算処理を繰り返すCPUにとって数センチの物理的距離が発生させる遅延は決して無視できるものではない。