2024/07/16

NeovimでFlutterの開発環境を構築する

ようやくSwiftに馴染んできたと思ったら次の案件はFlutterだと言う。まだ具体的な時期は決まっていないが今年中の話には違いない。面接で「あらゆる技術領域にチャレンジしたい」などと自信満々にアピールしたことがボディーブローのように効いてきている。 とはいえ、良い話もある。SwiftでのiOSアプリ開発はXcodeの使用が絶対条件だがFlutterはVimで書ける。Xcodeを使うとしたらビルド周 Read more

2024/06/02

LinuxでNeovimでもSwiftを書きたい!

転職して約一ヶ月。予想に反してiOSアプリ開発案件にアサインされたため業務時間中は常にMacを使っている。皆さんもよくご存知の通り、iOSアプリの開発にはMacが必須だからだ。リモートワークでは貸与されたMacを使うし、実機検証用のiPhoneも傍らに置いてある。半分Appleアンチで知られる僕も今やすっかり林檎林檎している。じきに取り囲まれて林檎シロップ漬けと化すことだろう。 さて、しかし業務時間 Read more

2024/05/05

IdeaVimと仲良く

フレームワークを用いたJavaの開発案件をVimのみでこなすのは少々厳しい (いや、こうすればうまくやれるとの案があれば教えてほしい! 切実に!) ので、IntelliJ IDEAにIdeaVimを入れてなんとかする。文脈から明らかな通り、IdeaVimとはVimっぽい操作体系を実現するためのプラグインである。 とはいえこれでVimの操作感を十分にエミュレートできるのか、と言われればやはり難しい。そもそも「 Read more

2024/03/03

皆さん技術書どう読んでる?

小説や漫画は電子でも技術書は紙、という人はかなり多いんじゃないかと思う。アバウトに書き込めるし、付箋を貼り付けられるし、マーカーも引ける。ぺらぺらとめくって雑に読むこともできる。それくらいタブレットでもできると言われても、システム上の制約があるのとないのとじゃ大違いだ。 しかしその一方で、技術書は重い。デカい。よりによって繰り返し世話になるリファレンス的な本ほどページ数も多い。500ページ超えはざら Read more

2024/02/25

DockerなしでBlueskyのPDSを建てる方法

晴れてBlueskyの連合がスタートした。厳密には、我々はBlueskyの構成要素の一つであるPDS(Personal Data Storage)をセルフホスティングできるようになった。これにより各ユーザは自分のデータを自らの管理下に置くことができる。また、他ユーザの登録を許可しているPDSに移動すれば権威的ではない他の個人にデータを預けられる。 一方、MastodonやMisskeyなどと異なるのは、モデレ Read more

2024/02/10

Blueskyの眺め方 初版

■改訂履歴 2024/03/20 ハッシュタグと日本語話者フィードに関する記述を修正 はじめに 本稿は分散型SNS「Bluesky」の基礎的な理解を促す目的で記された文章である。主に登録開放以降に初めて参加した新規ユーザを対象にしている。この文章を通じてXと似ているようで違うBlueskyの輪郭が朧げにでも伝わると幸いだ。 Blueskyの現状 2024年2月現在、Blueskyは競合SNSと比べて明らかに機能性に乏しく、中に Read more

2024/01/21

デスク環境改善Ⅱ

ついに想像の中のキーボードを具現化する時が訪れた。金は大層かかったが満足している。僕にとってキーボードとはもっとも本質的かつ重要なインターフェイスであり、人生でもっとも打ち込んだものの一つに他ならないからだ。そんなふうに自分に言い聞かせれば翌月、改めてクレジットカード明細を目にした際の震えも多少はやわらいでくれるに違いない。 Bakeneko65 Keychron Q2 Proの体験に気を良くした僕は次の段階に進んだ。キーボード基板部分を Read more

2023/12/03

NeovimをさらにLuaLuaさせた

あれから一年近い月日が経った。ひとたび完結を見た僕のinit.luaはその後も進化し続け、ずいぶんIDE的な出で立ちに変貌を遂げた。当初のサブ武器としての位置付けはどこへやら、今ではすっかり長剣の顔をして鞘に収まっている。電脳空間を切り開くデジタルロードアウトはえてして可変長であり、所有者の意向次第で自在に特性を変えられるのだ。本稿では新たに増えたプラグイン群を紹介する。 jaq-nvim いわゆるタスクランナー。 Read more

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