#essay 2021/02/25 漫画や小説のマルチエンディングは良くない 前置き キャラクター商売というのは因果なものだ。客をコンテンツに食いつかせる重要な要素であると同時に、食いつきが良すぎて引き剥がせなくなってし Read more
#book 2021/02/12 書評「限りなく透明に近いブルー」:全体的に不潔 前置き 本作を最初に手にとったのは高校生くらいの頃だったと思う。当時、ある種の焦燥感から小説を乱読していた僕は母の蔵書――この頃は電子化以前だ Read more
#essay 2021/01/30 もはや「漠然」とは言えない加齢への恐れ そいつは年を追うごとに近づいてくる。五年ほど前はまだ遠くで手を振ってくる程度の間柄だったが、この頃は背中にぴったりとくっついてまわるようにな Read more
#book 2021/01/24 書評「推し、燃ゆ」:無限遠点の隣人 前置き 大量にある積ん読をすっ飛ばし、あえてこの本を優先的に開いたのにはわけがある。 第164回芥川賞を受賞して間もない本作は、なるほど確かに著 Read more
#tech | #diary 2021/01/20 カーネルアップデート失敗からの復帰 本日午前8時頃。いつものように淹れたてのコーヒーを片手に意気揚々とArch Linuxを立ち上げようとしたが、エラーにより起動しなかった。画面 Read more
#novel 2021/01/03 構想中の短編小説一覧 ■火星統一戦争ドキュメンタリー(仮題) ・あらすじ 月・地球間の宇宙旅行が当たり前になった時代。映画監督の主人公は月から離れた自由宙域で宇宙船を Read more
#essay 2020/12/29 二本の短編小説を書いた所感と解説 二本の短編小説を書いた。ワンアイディアのものと、活劇性の高いものをそれぞれ一本ずつ。僕はこれまで短編を書いたことがないわけではないが、基本的 Read more
#novel 2020/12/27 対革命耐性 被害者は九十二歳の高齢女性。死因は自動車の衝突による全身打撲、および内出血。事故現場は都市低層部の二車線道路沿い。 被害女性は脳内に緊急用身体 Read more