2023/01/30

Neovimの見た目を削ぎ落とした

Lua化が一段落ついたら今度は細部の外見が気になってきた。どんなに些末な内容でも一旦そっちに気を取られると直すまでなにも手がつかないってよくありがちだ。僕はもう手遅れだが、せめて他の誰かの時間を節約せしむることによって名誉の回復を図りたい。 Neovimの角ぜんぶ四角くする 近年のOSはどれもウインドウの角が丸くなっている。おそらく最初にやりはじめたmacOSはもちろん、Windowsもどさくさに紛れてちゃっかりまた丸まってる始末だ。きっとソフトウェア工学にもなんらかの安全基準が設けられたのだろう。角を丸くしておかないと怪我をするかもしれないからな。指とか。iOSやAndroidに至ってはそもそもスマートフォンのディスプレイ自体が角丸で作られているから、おのずと丸くならざるをえない。 Read more

2023/01/20

Neovimを完全にLuaLuaさせた

前回の記事の続編にして最終章の幕開けである。ついにinit.lua化は果たされ、主だったプラグインはどれもLua製に置き換わった。プラグイン総数が50前後しかないカジュアルユーザの僕でも丸一日かかったがやるだけの価値はあったと思いたい。 今や業務以外ではエディタをVim一本に絞りきれるところまで馴染んだ。主流のプラグインマネージャがNeoBundleの時代からVimに触れてきた割にはずいぶん手間を食ったものだ。「Vimはサブ武器です」と尻込みしていた頃とはうってかわり、Vimはもう僕のメイン武器となった。 init.lua化の実践 ■シングルファイル Web上の様々な設定例はたいていファイルが細かく分割されている。プラグインごとに独立したファイルを与えている事例もよく見るし、init.luaが数行しかないのも珍しくない。だいたいみんな5個くらいには分けているようだ。僕も以前はinit.vimとdein.vim、dein_lazy.vimの3つに分けていたが、編集を重ねていく過程で僕はこのメソッドにさほど嬉しみを感じていないことに気がついた。 Read more

2022/12/03

DeskMini X300で超小型静音PCを組んだ

遅れて顔を覗かせた物欲の秋は僕をニューマシンの購入へと駆り立てた。この記事は新しいPCで書いている。以前のPCはGPUこそぼちぼち高性能なモデルを積んでいたが(GTX1070――現行製品のRTX3050と同性能)対してCPUの方はSandy Bridge世代のCore i7 2600Kどまりと時代遅れ感が否めなかった。 俗に言うSandyおじさんというやつだ。リッチなグラフィックのゲームをやらなくなって久しい僕にとっては、もはや無駄にでかくて音がうるさいアンバランスな性能のマシンでしかない。こいつをどうにかしたいと星に願い続けてずいぶん経った。 Read more

2022/11/26

32インチ4KHDRディスプレイの雑感

ずいぶん遅れをとった感は否めないがとうとう僕も念願の4K刷新を果たした。居間のテレビにはえらく金をかけておきながらPCディスプレイの更新を先延ばしにしていたのは少々もったいなかったかもしれない。なにしろテレビと違ってPCディスプレイとは四六時中ずっと目を合わせているのだ。 映像のみならず文字を読む時も4K解像度は雄弁にものを言う。このエントリもまさに新しいディスプレイで書いているがフォントの精細感には歴然とした差が感じられる。結論だけ最初に言うとやはり買って良かった。以降は購入に至るまでの過程と雑感を述べる。 Read more

2022/11/08

4K HDRのPCディスプレイでプライムビデオその他を観る

アイアム映画マン見習い。普段は居間の55インチブラビアで映画を観ているが、集合住宅特有の事情ゆえ深夜はスピーカーを存分に鳴らすことができない。夜中にどうしても映画が観たくなった時はPCで視聴している。今までせっせとヘッドフォンオーディオに投資してきた甲斐あってか、意外に体験は悪くない。作品によってはむしろ良い。視聴距離の近さも相まって、なんというか、いつもより映画をねちっこく鑑賞できている感じがする。これはこれで一つの様式に昇華させられそうだと合点を得た。 Read more

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