先週、前触れなくスマートウォッチが壊れた。タッチ操作がほとんど反応しなくなり、ものすごい勢いでバッテリーが減っていく。初期化しても治らない。挙動をつぶさに観察したところ、なんらかの理由でタッチパネルが常時ランダム入力状態になっているようだった。いずれにしてももはや使い物にならないのは明らかだ。
そんな折、以前から目をつけていたCMF Watch Pro シリーズの新型が登場した。渡りに船とはまさにこのことである。初代CMF Watch Proがリリースされた当時、他にはない洗練されたUIや手頃な価格が話題を呼び、僕もかなり真剣に購入を検討した覚えがある。
先の参院選は自民党の敗北、国民民主党・参政党の躍進、立憲民主党を含むリベラル勢力の停滞という結果に終わった。与党の過半数割れはともかく、5議席程度の議席増が見込まれていた立憲民主党が現状維持に甘んじたのは予想外だった。与党と野党第一党が揃って振るわないのはなにか示唆的なものを感じる。
思うに、市井の人々は現状の体制それ自体にかなりの不満を抱いている――リベラル勢力ではない日本維新の会が同じく退潮していることを踏まえると、左右どちらかのイデオロギーが目立って支持されているわけではない。まだ試されていない新しい勢力で、かつ目下の不満を解決してくれそうかどうか、という刷新感が趨勢を決めたのだと考えられる。
今週末、参議院選挙の投開票が行われる。すでに各メディアが報じているように、与党の過半数維持はかなり厳しい情勢だ。政治信条的な面からも制度設計上の面からも政権交代を期待する立場としては、通常これは歓迎すべき状況である。ところが、今回ばかりはそういうわけにもいかない。
なにしろ石破政権は過去の政権と比べて明らかに穏健的であり、表向きは保守自認ながらも実態的にはほぼリベラルと言っても差し支えない政権運営を行っている。特に安倍政権時代によく見られたナショナリズム賛美や居丈高な態度はすっかり鳴りを潜め、夫婦別姓や同性婚に諸手を挙げて賛同するとまではいかなくとも、前向きに検討しないでもないぐらいの姿勢が感じ取れる。
開発前談 ここ一ヶ月余りの間、ろくに文章も書かずになにをしていたのかと言えばActivityPub実装を作っていた。ActivityPub実装とは、TwitterがXと化した経緯をきっかけに再び注目を浴びたMastodonやMisskeyなどのサーバソフトウェアを指している。
これらは単一のWebサービスではなく「ActivityPub」という共通のネットワーク上に存在する無数のサーバが相互接続を行う形で成り立っている。もし皆さんがたとえば「Misskeyにアカウントを作った覚えがある」と認識していたら、それは数多ある「Misskeyサーバ」のどれかの一つだ。