点と接線

自分たちの方(党派)を向いてほしがっている

創作においてはなにを描くかということと同じくらいなにを描かないのかも重要だ。節操なく要素を詰め込んでいくと太い幹として通したい真のテーマ性が損なわれ、あちこちに散らばって生えた枝葉に栄養を奪われ尽くし、いかにも貧相な見てくれの木々が出来上がる。これは少し角度を変えると商業的な動機でも成り立つ。ある要素を取り入れるとそれに親和的な客層に好印象を持ってもらえるが、同時に他の客層には反感を抱かれる。ならばと広く客層を取り込もうといたずらに要素を散りばめると、かえって誰にとってもやや不快な、いわゆる「ノイズ」まみれの作品に堕してしまう。要素は増やすよりは減らす方が容易い。

ActivityPub実装には手を出すな!

ここ一ヶ月弱の間、ろくに文章も書かずになにをしていたのかと言えばActivityPub実装を直していた(泣)ActivityPub実装とは、TwitterがXと化した経緯をきっかけに再び注目を浴びたMastodonやMisskeyなどのサーバソフトウェアを指している。この文言を読んだ覚えがない諸君はまずこの記事 を読まなければならない。先月に銀河の彼方へと飛び立った僕の実装 は今のところ無事に航行を続けている。唯一の乗員にして船長にして技術者である僕が毎日せっせと船中を動き回って穴を塞いでいるからだ。穴はそこかしこに空いている。もともと見落としていた穴もあるし、外部との接触で空いた穴もある。

革探しの旅Ⅶ:クラッチバッグ編

ナンバリングはもう忘れてくれて構わない。夏真っ盛りの今だからこそ着たい服装はやはり半袖のポロシャツである。僕は夏が来るたびに持っていない色のものを新しく買う。微妙に色合いの違うピンクだけで半ダースくらいのバリエーションが箪笥に唸っている。鹿の子よりニットポロの方が好きだ。ポロシャツという出自からしてスポーティな服装がニットだと一気に都会的な雰囲気になる。最近はMOONCASTLE がアツい。大阪のニットブランドで作りがとても良い。

腕環境改善Ⅱ

先週、前触れなくスマートウォッチが壊れた。タッチ操作がほとんど反応しなくなり、ものすごい勢いでバッテリーが減っていく。初期化しても治らない。挙動をつぶさに観察したところ、なんらかの理由でタッチパネルが常時ランダム入力状態になっているようだった。いずれにしてももはや使い物にならないのは明らかだ。そんな折、以前から目をつけていたCMF Watch Pro シリーズの新型が登場した。渡りに船とはまさにこのことである。初代CMF Watch Proがリリースされた当時、他にはない洗練されたUIや手頃な価格が話題を呼び、僕もかなり真剣に購入を検討した覚えがある。