点と接線

#diary

キーボードのことだけ考えて眠る

今年もやって参りました。本稿は一般社団法人異常文章排出機構のアドベントカレンダー2023、24日目の記事です。物書きはキーボードにこだわる。文章を打つからだ。プログラマはキーボードにこだわる。コードを打つからだ。ゲーマもやはりキーボードにこだわる。敵を打つからだ。それらすべてに当てはまる僕も、もちろんキーボードにはそこそここだわっている。その昔、そう多いとは言えない稼ぎを元手にえいやと買ったLeopold FC660C をずっと愛用してきて、僕はこれぞ最高のキーボードだと確信していた。すなわち、矢印キーが付いた静電容量無接点方式のキーボードこそが業務によし、ゲームによしで攻守最強に違いない、との理屈である。

デスク環境改善Ⅰ

@riq0hの投稿を見る 初めて家電屋で触ったいつか以来、僕の手のひらはずっと「これだ」と言い続けていた。だが、僕の視床下部あたりに居座っているやつがすかさず「でもお前ゲームするじゃん」と横槍を入れてくる。それを聞いた大脳が「確かに……ゲームするたびに入れ替えるのも面倒だし……結局マウスばかり使っちゃうだろうし……」と判断を保留する。幾度となく繰り返されたやり取りだ。しかし時は流れる。三年が経ち、五年も経つともはや僕はゲームをしなくなっていた。視床下部にいるやつはだいぶ前から眠りこけている。無理もない。FPSゲームとかだけに使う神経って、なんとなくありそうだよな。となると、大脳が手のひらの言い分を聞き入れるのは自然な道理だった。師走にしては生暖かったある日、僕はヨドバシAkibaのトラックボールブースに居座り、脇目も振らず樹脂製の球体を愛でていた。

あるはずのバックアップが全部消えていた

自分だけは、と思っていても起きる時は起きる。いつまでもあると思うな親と金とバックアップ。Cloudflare R2にcronで毎日アップロードしていたMastodonインスタンスのデータベースが、いつの間にか全部消えていた。AP実装においてデータベースはすべてである。これをなくしたらもはや取り返しはつかない。だからこそインスタンスの運営者はデータベースの保全に気を配る。わざわざオブジェクトストレージにアップロードしているのもサーバ本体の破損にデータベースが巻き込まれるのを防ぐためで、ローカルよりもクラウド上の方が安全との判断からだ。にも拘らず、ちょっとした行き違いが重なると瞬時に死の刃が首元まで迫ってくる。かつて僕が書いた自動化スクリプトの例を以下に記す。

自動車環境改善Ⅰ

見ての通り、変速機のシフトケーブルが破断した。元々が中古の貰い物ゆえこのような事態に陥ることは早晩目に見えていた。さっそく修理に取り掛かる。当初は変速機ごと取り替える予定でいたが、装着の都合上グリップも変えなければいけない手間から今回は見送った。修理にはワイヤーカッター なる工具を使う。聞けば、ニッパーでは潰れがちな切断面を美しく仕上げてくれるすごいやつだという。まだ使いもしないうちから意味もなく部屋で開け締めをして謎の充実感を味わう。この感覚は新しい工具でしか得られない独特なものだ。同時に届いた交換用のアウターケーブルとインナーケーブルを外に持って行く。