2022/12/03

DeskMini X300で超小型静音PCを組んだ

遅れて顔を覗かせた物欲の秋は僕をニューマシンの購入へと駆り立てた。この記事は新しいPCで書いている。以前のPCはGPUこそぼちぼち高性能なモデルを積んでいたが(GTX1070――現行製品のRTX3050と同性能)対してCPUの方はSandy Bridge世代のCore i7 2600Kどまりと時代遅れ感が否めなかった。 俗に言うSandyおじさんというやつだ。リッチなグラフィックのゲームをやらなくなって久しい僕にとっては、もはや無駄にでかくて音がうるさいアンバランスな性能のマシンでしかない。こいつをどうにかしたいと星に願い続けてずいぶん経った。 Read more

2022/11/26

32インチ4KHDRディスプレイの雑感

ずいぶん遅れをとった感は否めないがとうとう僕も念願の4K刷新を果たした。居間のテレビにはえらく金をかけておきながらPCディスプレイの更新を先延ばしにしていたのは少々もったいなかったかもしれない。なにしろテレビと違ってPCディスプレイとは四六時中ずっと目を合わせているのだ。 映像のみならず文字を読む時も4K解像度は雄弁にものを言う。このエントリもまさに新しいディスプレイで書いているがフォントの精細感には歴然とした差が感じられる。結論だけ最初に言うとやはり買って良かった。以降は購入に至るまでの過程と雑感を述べる。 Read more

2022/11/08

4K HDRのPCディスプレイでプライムビデオその他を観る

アイアム映画マン見習い。普段は居間の55インチブラビアで映画を観ているが、集合住宅特有の事情ゆえ深夜はスピーカーを存分に鳴らすことができない。夜中にどうしても映画が観たくなった時はPCで視聴している。今までせっせとヘッドフォンオーディオに投資してきた甲斐あってか、意外に体験は悪くない。作品によってはむしろ良い。視聴距離の近さも相まって、なんというか、いつもより映画をねちっこく鑑賞できている感じがする。これはこれで一つの様式に昇華させられそうだと合点を得た。 Read more

2022/10/21

NeovimをもっとLuaLuaさせた

この記事は「NeovimをちょっとLuaLuaさせた」の続編である。あれからさらにいくつかのLua製プラグインを導入したので紹介していきたい。本シリーズはinit.luaとpacker.nvimへの移行体験を綴った「NeovimをむっちゃLuaLuaさせた」を以て最終回を迎える予定だ。(大嘘) ……まあたぶん、使用するプラグインがほぼすべてLua製になったとかでない限り、そこまで徹底して鞍替えする気にはならないと思う。なにしろ現在使用しているプラグインマネージャのdein.vimとはずいぶん長い付き合いだし、設定の書き方にもだいぶ慣れている。それに、他のマネージャを選ぶならpacker.nvimよりvim-jetpackの方がミニマルで良さそうだ。いずれにしても今のところ移行の意思はまったくない。 とりわけ既存のプラグインをLua製のものに置き換えていくにあたって、後発とて必ずしも上位互換にはなりえないことが分かったので現状はまだinit.vimとよろしくやっていく形になるだろう。なお、以下に続く設定はあくまで僕個人の例なので注意されたし。大半のプラグインを遅延起動させているため、当該の設定をコピペして用いる場合はdein_lazy.tomlに書かないと機能しない。 Read more

2022/10/15

超ミニマルなZshプロンプト「typewritten」

以前、この記事でPreztoに付属するPureというプロンプトを紹介したが、最近よりミニマルなものを発見したので共有しておきたい。typewrittenは特に機能性を求めず、極めて簡素な外観を好む人に最適な選択肢だ。 導入はnpmまたはマニュアルで行う。前者は動作に必要な記述を自動で行ってくれるので楽。ただし、後者の場合でもパッケージをクローンして数行の設定を.zshrcに足すだけですぐに使える。 1#このコマンドで導入した人は以下二つの工程は不要 2$ sudo npm -g install typewritten 1#マニュアルダウンロード 2$ mkdir -p "$HOME/.zsh" 3$ git clone https://github.com/reobin/typewritten.git "$HOME/.zsh/typewritten" 1#.zshrc 2fpath+=$HOME/.zsh/typewritten 3autoload -U promptinit; promptinit 4prompt typewritten 導入後、source ~/.zshrcで.zshrcを読み込み直すと本記事冒頭のgif画像のような外観に切り替わっているはずだ。 typewrittenはミニマル仕様のプロンプトではあるものの、デフォルト設定が気に入らない場合は部分的に変更することもできる。設定は.zshrcに追記する形で行う。例えば、TYPEWRITTEN_PROMPT_LAYOUT="half_pure"と書き加えるとGitのステータス表示をシンボルの上部に移せる。 Read more

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