2024/06/02

LinuxでNeovimでもSwiftを書きたい!

転職して約一ヶ月。予想に反してiOSアプリ開発案件にアサインされたため業務時間中は常にMacを使っている。皆さんもよくご存知の通り、iOSアプリの開発にはMacが必須だからだ。リモートワークでは貸与されたMacを使うし、実機検証用のiPhoneも傍らに置いてある。半分Appleアンチで知られる僕も今やすっかり林檎林檎している。じきに取り囲まれて林檎シロップ漬けと化すことだろう。 さて、しかし業務時間が終わればもはやこっちのものである。退勤報告をぶち上げた直後に即ディスプレイの入力を切り替えればそこは僕の庭だ。Macの方でもなんとかタイル型WMの挙動を再現できないかとyabaiを入れてみたり、なるべくCommandキーを使わないショートカット体系を目指してみたりと試行錯誤しているものの、どうしたって自分の手に馴染んだ環境は他と代えがたい。 Read more

2024/05/28

本売りまくりⅡ

土曜日 5月27日。コミティアの前日、例によって表参道付近をうろついていたところ――今回は冷やかしではなくちゃんと革鞄を買った――なお出来上がりは7月中旬の予定――合同誌の特装版作りを行うための頭数が足りないと聞きつけ、急きょ東京大学駒場キャンパスへと足を運んだ。指示に従って現場に向かった僕は、気がつくとマジで謎の空間に立っていた。 「槌音広場」とやや物騒な名前が付けられたこの場所、なんとグーグルマップで表示される。見た感じ学生たちが木工の作業場として利用する敷設のようだ。特定の道具に所有権が宣言されていたり、スプレー缶を使っていい位置に指定があったりなど、なにやら規則めいたものも存在する。しかし誰の手によって運営されているかは不明だ。 Read more

2024/05/20

本売りまくり

5月18日の昼下がり。性懲りもなく革小物探しで表参道辺りを徘徊していたところ、今日は自分が寄稿した合同誌が頒布される日だったことに気がついた。そう、かねてより宣伝を繰り返していた戦略級魔法少女合同である。頒布会場はここからなら大して遠くはない。さっそく都営地下鉄に飛び乗り、東京大学本郷キャンパスへと向かった。 この日、東京大学では五月祭なるデカ学園祭が催されていた。同人誌即売会のコミックアカデミーはそれに属する企画の一つだ。総合大学ならではの広大な敷地を惜しみなく活かした屋台の群れ、重低音をふんだんに効かせた特設ステージの大音響などを尻目に最奥の工学部棟まで歩を進める。 Read more

2024/05/12

革探しの旅

ふと、身につけている革製品を新調したくなった。僕がいま使っている革製品はだいたいどれも学生の頃に買い揃えたものだ。つまり10年近くは使っている。革製品の寿命は長い。数十年かそこらでは機能的な支障はまず生じない。 だが当然、学生の頃に買ったのだか品物選びには10年前の僕の美意識が反映されている。昔の僕の見る目がなかったとは言わないが、さすがにそれほどの年月が経てばものの感じ方は変わらざるをえない。20歳と30歳では同じ人物でも中身はほぼ別人だ。 Read more

2024/05/05

IdeaVimと仲良く

フレームワークを用いたJavaの開発案件をVimのみでこなすのは少々厳しい (いや、こうすればうまくやれるとの案があれば教えてほしい! 切実に!) ので、IntelliJ IDEAにIdeaVimを入れてなんとかする。文脈から明らかな通り、IdeaVimとはVimっぽい操作体系を実現するためのプラグインである。 とはいえこれでVimの操作感を十分にエミュレートできるのか、と言われればやはり難しい。そもそも「Vimの操作感」とはVim単体のみならずプラグイン群と独自の設定を含めた個々人に固有の環境を指すため、他のソフトウェアがどんなに頑張ったところでVimでなければVimではないというのが正直な感想だ。しかし僕はプロのグラマーであり、過度の公私混同はプロフェッショナルに反する。 Read more

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