2021/05/22

「標準メシ」で差をつけろ

何に差をつけるのかはさておき。 誰しも「特に食いたいものはないが腹は減っている」という状況に身に覚えがあるかと思う。そんな状況下でわれわれ単身者はえてして誤りを犯してしまう。買い置きしたジャンクフードをつまんで後悔し、ならばとコンビニに出向くもあれもこれもと余計に手を出して後悔し、あくる日、通い飽きた店に足を運んで「これじゃなかった」と後悔しながら機械的に箸を運ぶ。 断言してやろう。食いたいものが浮かばない時にあれこれ考えるのは時間の無駄だ! そいつに小一時間縛られたところでどうせ名案は出てきやしない。ありもしないベストを探して彷徨うより、いっそ栄養学的なベターに腰を落ち着けるべきだ。 Read more

2021/03/06

金持ちの方が麦を食っている

もうじき三十路に達するともなれば、やはり肉体の健康が気がかりになってくる。思えば、数年前にダイエットを始めて十七キロもの減量に成功したのも、肉体に関する同様の懸念からだった。 カロリーを基礎代謝近くまで制限すれば当然、体重は減る。だが、減るのは脂肪だけに留まらない。よっていたずらに筋肉を減らさぬよう筋トレにも励むべし――各種の能書きが異口同音に言っていたのは概ねこんな具合の内容である。 しからば、とばかりにさっそく腕立て伏せをやってみると、おかしなことにただの一回たりとも満足にできない。能書きは、初心者は膝をつくとよい、と優しく付け加えた。ところが、膝をついてもやはり十全にはこなせない。二回もやれば腕が震えてくる。肉体の衰えが実感として襲いかかってきたのはこの時だ。 Read more

2015/02/16

自家製そばつゆのレシピ

このエントリでは僕が作っているそばつゆのレシピを詳細に解説する。 ここだけの話、もっと感じのよい文章が書けるようになったらクックパッドに投稿しようと思っている。 かえしの材料 材料と基本量 ・醤油 100ml ・本みりん 20ml~25ml ・砂糖 17g~20g 「そば膳」または「本膳」、本みりんは角谷文治郎商店の「三州三河みりん」が特におすすめ。これらは一般的な醤油やみりんと比べて遥かに純粋な旨味が強いので、今まで本格的な調味料に縁が無かった人はきっと驚くに違いない。尚、多く作る場合は全ての材料を倍加していく。醤油の一升瓶または一斗缶の量に合わせて作る事が多いようだ。 かえしの製作 まず、醤油を鍋に注いで弱火で加熱しながら撹拌する。弱火で加熱する理由は温度管理のしやすさと急激な加熱により醤油が焦げ付く事を防ぐためである。 83度まで加熱したら火を止めて砂糖を投入し、さらに撹拌する。5分経過後に再度83度まで加熱する。その後、再び火を止めて本みりんを注ぐ。5分間放置した後に撹拌を再開し、83度まで加熱する。このように放熱と加熱を繰り返す理由は、かえしの品質を高め、旨味を引き出すためである。 Read more

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