点と接線。

論評「THE CREATOR」:王道と向き合う勇気

はじめに この映画自体が公開されたのは昨年だが、様々な事情の末に僕が本作を視聴したのはDisney+を通じてだった。というのも、本作のあらすじにはどうにもぬぐいがたい不信感が潜んでいたからだ。もったいぶるまでもなく簡単に説明すると、本作は高度に発達した機械(人工知能)と人間が対立を余儀なくされる話である。うわあ、なんて斬新な世界観なんだろう! 今すぐ映画館に駆け込んで、どんな物語なのか観なくちゃ!……と、思うような人は、たとえSFに明るくなくても今時いないだろう。誰でもすぐにターミネーターやマトリックスを脳裏に描くことができる。もう少し詳しい向きなら、ブレードランナーやアシモフ作品を連想するかもしれない。

自転車環境改善Ⅱ

どうやら三が日は連日強風続きだったらしい。買い物に繰り出そうとして駐輪場に向かったところ、自転車の群れが横薙ぎにばたばたと倒されていた。途中、近隣住民が自転車を取り出そうとして無理をしたのか、周辺にはぞんざいに放り投げられた車体も散らばっていた。まったく不幸なことに、そのうちの一台が僕の自転車である。お分かり頂けるだろうか。Vブレーキからブレーキケーブルがちぎれてしまっている。長さが足りないので単純に嵌め直しても機能しないだろう。ならばとケーブルを新調したあたりで、さらなる異変に気がついた。この角度ではよく分からないと思われるので後日わざわざ写真を撮り直した。

地面と対話するためのインターフェイス

ランニングを始めた頃、僕が最初に買ったシューズはアシックスのJOLT2 だった。見た目は少々無骨だが頑丈で、文字通り駆け出しのランナーを保護するための機構が盛り込まれたプロダクトだ。その上、非常に安い。Amazonだと4000円台で手に入る。僕は今でもランニングを始める人には自信を持ってJOLTを勧める。現行のJOLT4はきっとさらに改良が進んでいるのだろう。履いた時の感触はいかにもがっちりしている。踏み込むと、やや固い。地面の固さが伝わっているのではない。ソールが一枚岩を象って地面の凹凸を吸収している。それゆえ走り方や路面状況に脚部が侵される心配はほとんどない。なにかと故障の絶えない初期のランニングにおいて極めて重要な要素を満たしている。

キーボードのことだけ考えて眠る

今年もやって参りました。本稿は一般社団法人異常文章排出機構のアドベントカレンダー2023、24日目の記事です。物書きはキーボードにこだわる。文章を打つからだ。プログラマはキーボードにこだわる。コードを打つからだ。ゲーマもやはりキーボードにこだわる。敵を打つからだ。それらすべてに当てはまる僕も、もちろんキーボードにはそこそここだわっている。その昔、そう多いとは言えない稼ぎを元手にえいやと買ったLeopold FC660C をずっと愛用してきて、僕はこれぞ最高のキーボードだと確信していた。すなわち、矢印キーが付いた静電容量無接点方式のキーボードこそが業務によし、ゲームによしで攻守最強に違いない、との理屈である。