点と接線。

本売りまくり

5月18日の昼下がり。性懲りもなく革小物探しで表参道辺りを徘徊していたところ、今日は自分が寄稿した合同誌が頒布される日だったことに気がついた。そう、かねてより宣伝を繰り返していた戦略級魔法少女合同 である。頒布会場はここからなら大して遠くはない。さっそく都営地下鉄に飛び乗り、東京大学本郷キャンパスへと向かった。この日、東京大学では五月祭なるデカ学園祭が催されていた。同人誌即売会のコミックアカデミーはそれに属する企画の一つだ。総合大学ならではの広大な敷地を惜しみなく活かした屋台の群れ、重低音をふんだんに効かせた特設ステージの大音響などを尻目に最奥の工学部棟まで歩を進める。

革探しの旅

ふと、身につけている革製品を新調したくなった。僕がいま使っている革製品はだいたいどれも学生の頃に買い揃えたものだ。つまり10年近くは使っている。革製品の寿命は長い。数十年かそこらでは機能的な支障はまず生じない。だが当然、学生の頃に買ったのだか品物選びには10年前の僕の美意識が反映されている。昔の僕の見る目がなかったとは言わないが、さすがにそれほどの年月が経てばものの感じ方は変わらざるをえない。20歳と30歳では同じ人物でも中身はほぼ別人だ。

IdeaVimと仲良く

フレームワークを用いたJavaの開発案件をVimのみでこなすのは少々厳しい (いや、こうすればうまくやれるとの案があれば教えてほしい! 切実に!) ので、IntelliJ IDEAにIdeaVimを入れてなんとかする。文脈から明らかな通り、IdeaVimとはVimっぽい操作体系を実現するためのプラグインである。とはいえこれでVimの操作感を十分にエミュレートできるのか、と言われればやはり難しい。そもそも「Vimの操作感」とはVim単体のみならずプラグイン群と独自の設定を含めた個々人に固有の環境を指すため、他のソフトウェアがどんなに頑張ったところでVimでなければVimではないというのが正直な感想だ。しかし僕はプロのグラマーであり、過度の公私混同はプロフェッショナルに反する。

束になって浮かれる

思いのほかとんとん拍子に物事が進み、来月から新しい職場で働くことになった。そう、この男、こっそり転職活動をしていたのである。転職先はGoで書かれた非対称鍵暗号基盤を自社製品に持つ受託企業だ。もちろん将来的にGo案件に関わる機会を念頭に置いての話でもあるが、選考の過程でCTOの方と技術選定に纏わる問題意識が一致していたところが大きい。インフラ寄りのSEからPGに鞍替えする形なので年収はさほど上がらなかったものの、福利厚生は申し分なく晴れてリモートワークの権利も獲得できた。そんなわけでゴールデンウィークを前にあらゆる問題が完全に解決する見通しとなった僕は、浮かれに浮かれきった気分で休暇を迎えた。