2024/10/23
目と脳が一致しない三十路のカラースキーム探し
目が疲れてメガ疲れた。およそ3年半前、Monokaiの輝きに眼球が敗北して他のカラースキームに乗り換えたのは未だ僕にとって記憶に新しい。あの後、実は乱視が回復していたり眼鏡を買い替えて視界が良くなったりなどの僥倖に恵まれたものの、やはり寄る年波には勝てないというのが正直な感想だ。
服とか道具とかにビビットな配色を選ぶのは一向に差し障りがない。僕の水筒はピンクだし、弁当箱もピンクだし、布鞄の一つはオレンジだ。これらは時々しか目に入らないから脳の欲求が常に優先される。しかし、カラースキームだとそうはいかない。
なにせ毎日最低8時間、色付けされた文字列を見つめ続けなければならないのだ。モチベを保てるのはせいぜい昼過ぎまでが関の山。夕暮れ時には気を抜いた目ん玉にマゼンタやらオレンジレッドやらの光線が容赦なく突き刺さる。3年半前にはアラサーとか言って茶を濁していた僕も、気がつけば三十路の世界に堂々入場を果たしていた。
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