ラジオ(SONY ICF-506 )を買った。今やラジオはインターネットを介しても聴けるし、情報リソースとしてなら他にいくらでも仕入れ先が存在する。にも拘らずあえてラジオを買った理由は、もちろん停電やインターネットの断絶を見越してのこともあるが、それ以上にライフスタイルの反映を兼ねてもいる。現在、ウェブのそこかしこでせっせとリコメンデーションシステムが働いている。動画を観る時、音楽を聴く時、ググる時、およそなんらかの情報を得ようとすると、そいつらは仕事をはじめる。次に僕らが類似の動作を繰り返した際に、もっと僕らを気持ち良くさせるために。まったくおありがたい話だ。無尽蔵に噴出する情報の湧き水に巻き込まれて溺れる前に、飲むべき水とそうでない水を選り分けてやろうと言うのだ。おかげで僕らはひとたび好みが定まればいつも良い感じに冷えた水を飲める。水に飽きたらジュースやアルコールを選び直しても構わない。
そのガラス製品が特有の悲鳴を轟かせた直後、僕は後悔の念をまた一つ積み上げる。ああ、やってしまった。 兎角、僕はガラス製品と相性が悪い。人生の道中で割ったガラス製品は数知れない。なにも大切にする気持ちがないわけじゃない。むしろかなりていねいに扱っているつもりだ。にも拘らず、ふとした拍子に手元が狂ってしまう。3000円近いのウォーターグラスを買って1週間足らずで割ってしまった時には、いよいよ自分はガラス製品にふさわしくない人間なのではないかと真剣に悩んだほどだ。
インターネット異常個体証明証。 pic.twitter.com/CpH6chbCUn
— riq0h (@riq0h) January 12, 2022 つい昨年の出来事を顧みられるほど濃厚な人生は送っていない。僕が振り返るのは夢と希望に満ちあふれ、Microsoftを無駄に敵視していた13年前のあの頃だ。2009年1月。 Twitterアカウントを開設した理由は、当時遊んでいたPCゲームのフレンドに誘われたからだった。その頃のやりとりを再現すると大方こんな具合になる。「Twitterって知ってるか」IRCの雑談チャンネルで出し抜けに言ったのは僕より2歳年上の先輩フレンドだ。小生意気な中学3年生をやっていた僕はIRCクライアントの入力欄ではなく、Google検索のツールバーにせこせことキーワードを打ち込んだ。ほどなくして『Twitter』なる奇っ怪な発音をする代物の概要を突き止めると、さも知ったふうな体でようやく返答を書いた。
僕はいわゆる団地と呼ばれる集合住宅に住んでいる。駅チカの割に家賃がすこぶる安い。もちろん代わりに色々な義務や制約もあり、そのうちの一つがマンション自治会にあたる。団地に住まう者は階ごとに振り分けられる「代議員」なる職務を持ち回りで担当しなければならない。本来は居住開始から約3年ほどの猶予が与えられるらしいが、様々な事情により 僕は引っ越して間もなくやっている。来年の4月で交代するので既に任期の3分の2が終わったことになる。