点と接線。

レスバ欲に抗う

赤の他人に議論を持ちかけてまともに成立することはまずありえない。理想形の議論を完遂させるには相手との信頼関係が必要不可欠だからだ。あけすけな言い方をすれば、友好を損ねたくない後ろめたさこそが議論を成り立たせていると言える。むろん、赤の他人相手にそんな余地は存在しない。ましてや議論をふっかけてくる赤の他人はただの赤の他人でさえない。初っ端から意見が対立している。つまり敵だ。エネミーだ。好感度はゼロじゃない。マイナスからのスタートだ。そんな相手と取っ組み合ってなにかが得られると勘違いしてしまったのがインターネットの罪悪であり、レスバ戦士どもの夢の跡というわけだ。

黒人エルフと雇用均等

Amazon Prime Videoにて歴史的ファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」の最新シリーズ「力の指輪」 が絶賛公開中だ。僕はJ・R・R・トールキンの原作小説は中途半端で映画化作品しかまともに観ていないが、2話目の段階でかなり期待の持てる出来だと感じた。その「力の指輪」についてだが、浅黒い色の肌をした俳優がエルフを演じていることで物議をかもしている。この俳優はプエルトリコ出身なので本当は黒人ではないものの、人種がなんであれトールキンの原作小説に肌の黒いエルフは登場していないらしい。

不眠との戦い:シーズン4

オンラインゲームが原因で不眠をこじらせたのは大きく区分すればこれで四度目だ。一度目は中学生の頃、二度目は大学受験中、三度目は五年くらい前だった。運動習慣と良質な食生活を確立してなお眠れなくなるのだからオンラインゲームというやつはまことに恐ろしい。おそらく、単に就寝時間が遅くなること以上に交感なんとか神経みたいなのがいたずらに刺激されすぎて、一種の興奮状態に陥っているのだと思われる。結果、今日こそは早く床に就くと決意を固め、事実それを成し遂げたとしても、翌朝現れるのは褥にかじりついたまま陽光を恨む無力な自分である。「明けない夜はない」と言うが、僕が眠るまでは明けないでほしい。

叱責されるとあくびが出る

この悪癖は僕の人生にけっこうな厄介をもたらしてきた。表題通り、叱責されるとあくびが出る。誓って言うが、別に相手をなめてかかってはいない。等身大の自省は備わっているつもりだし、反抗を態度で示すつもりもない。にも拘らず、どういうわけか叱られるとあくびが出る。恐るべきことにこの悪癖はどんなに努力してもなかなか止められない。気がついたらおのずとあくびの体勢をとっている。奇跡的に寸前で留めたところで、既に口は開いている。相手からしたら呼吸していようがしていまいが格好としてはあくびそのものだ。こいつ、生意気にもあくびなんぞかいていやがる。ふざけやがって。こんな具合に余計な怒りを買った経験はもちろん一度や二度では済まない。