2021/03/22
Alacritty+Prezto+Pureで快適なお洒落ターミナル環境
経緯 ターミナル周りのことであれこれと試行錯誤していたのも今は昔。近頃はKDEを入れるついでにKonsoleも追加しておく手癖が身についてしまい、気が付けば最近のターミナル事情にすっかり疎くなっていた。Linuxはもともとターミナル文化が根強かったせいか、今さら新顔が幅を利かせる余地などないとたかをくくっていたのかもしれない。
聞けばAlacrittyというターミナルエミュレータがミニマルで快適だという。なにげにマルチプラットフォーム対応でWindows版もリリースされている。設定はテキストファイルのみで行うので煩雑なメニュー画面に惑わされることもない……なるほど、なかなか良さそうじゃないか。
むろん、欠点もなくはない。Pros/Consで表すと以下の通りになる。
Pros
・Rust製かつGPU支援が実装されているため動作が軽快
・マルチプラットフォーム対応
・設定をテキストファイルに記述する形で行う
Cons
・環境によってはフルインストールにビルドを要する
・スクロールバーはない
・タブもない
・日本語のインライン入力は現状サポートされていない 0.11.0で対応した。fcitxユーザは「アドオン」→「X Input Method フロントエンド」→「XIMでOn The Spotスタイルを使う」を有効化しておく必要がある。
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