2021/04/26

インド土産をもらった

中学以来の友人Yがインドから一時帰国してきた。彼が言うには、インドでの暮し向きは期待ほど愉快なものではなかったらしい。なんでもコロナ禍により移動が厳しく制限され寮からほとんど身動きできず、昭和然とした文化に染まりきった勤務先にも白けてきたという。グローバルに展開しているからといって企業体質が合理的とは限らないようだ。 そういった現地法人の上役たちは、世界に打ってでる典型的な企業戦士として――まさにサムライの面持ちでこれまで戦ってきたのだから、下の者にも同じ信念を要求するであろうことは想像に難くない。とはいえ、ピストル相手に日本刀で斬りかかったところで撃たれてしまえば終わりだ。いずれ古い慣習を見直す日が来るだろう。 Read more

2021/04/12

コスパに優れたメールサーバ「mailbox.org」

かつてはメールサーバをVPSで運用していたが、当ブログを静的サイトに刷新したことを契機にVPSそのものをやめてしまった。現状、ConoHaのレンタルサーバの世話になっている。競合他社の「さくらのメールボックス」はどえらく激安だが、独自ドメインだとSPFにもDKIMにも対応しない粗末な仕様だったので候補に入らなかった。 とはいえ、そうは言ってもConoHaの月額550円はさすがに高い。当時はあれこれと他に注力したいところがあったので一応払うだけ払ってきたが、こうして諸々の環境が整って落ち着いた今となってはおのずと再検討の余地が生まれてくる。エンジニア界隈をざっと眺めてみると、やはり僕のように独自ドメインのメールアドレスを運用している変わり者が少なくない。 Read more

2021/04/05

GitHubにStorageの使いすぎを怒られた

10MBいくかも怪しい静的サイトでいくらなんでもそれはおかしいと思ったが、結論から言うとこれはartifactと呼ばれる、GitHub Actionsを実行してホスティングサービス等にdeployされる過程で発生する生成物が原因だった。 このartifactは、初期設定では90日分もの量が溜め込まれる。GitHub Storageの無料枠は500MBまでなので1回転あたりはごく微量だとしても、僕みたいに些細な改稿でひっきりなしにCI/CDをぶん回しているとあっという間に上限に到達してしまう。 Read more

2021/04/03

Arch Linuxにインストーラが付属した

■2022年5月18日追記:インストーラの更新に合わせて新しく記事を書き直したので、導入手順の説明が目当ての読者はこちらを参照されたし。 エイプリルフールではない 2021年4月1日、Linux界隈が騒然となった。なんとあのArch Linuxにインストーラが付属したのである。 インストールメディアにインストーラが付属するようになりました 2021-04-01 - Giancarlo Razzolini インストールメディアにガイド付きのインストーラが含まれるようになりました。 このインストーラを使う場合のサポートについては (インストールガイドに基づく) デフォルトのインストール方法と他のインストール方法の関係とあまり変わりません。 インストーラを使ってインストールする場合にサポートを求めるときは、インストーラを使っていることを明示し、必要に応じて archinstall のログを提供するようにしてください。 引用元:archlinux.jp Read more

2021/03/30

カラースキーム選び難しすぎ問題

前置き 初めてMonokaiのビビットなシンタックスハイライトを見た時の衝撃ははかりしれなかったな。それ以前はいくつかのIDEを試していて、各々のデフォルト設定をそういうもんだと思って使っていたから、カラースキームにこだわるなんて発想はなかった。 しかしVimについてあれこれ見聞きして知ってしまったんだな。色付け(カラースキーム)を自分で決められるのか! って。当時は2009年で僕は高校生になりたてだった。その頃にちょうど流行りはじめていたSublime TextがMonokaiをデフォルトテーマに採用したんだっけ、確か。Sublime自体オシャレで憧れたけど一番ビビったのはMonokaiの方だな。まるでデザインアートみたいだと思った。 Read more

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