賞レースに参加するのは久しぶりだ。学生の頃はよく応募していた。自分の作品はあまりにも褒められる。当時、ライターの職も手にしていた。自分は文章がうまい。そんな自負をしっかりへし折ってくれる存在が、他ならぬ賞レースであった。誠に遺憾ながら、僕は最終候補まで残った経験が一度もない。何度かは、すごくいい線までいった。編集部から直々に電話がかかってきて、惜しくも最終候補には選ばれなかったがこれこれこういう課題があり、このように修正すれば受賞できるポテンシャルはある、云々。だが、僕の作品はついぞ受賞はおろか、最終候補にも残ることはなかった。
前作から3年。待ちに待ったアバターの最新作は、果たして期待通りの作品であった。より強化された映像美に加え、前作で投入されたHFR(ハイフレームレート)と前々作の3D映像を融合させ、3DかつHFRかつ3時間超の映画という超重量級のコンテンツへと進歩を遂げている。正直なところ、ここまでコンテンツが豪華になると、さながら満漢全席で胃もたれを起こす客のごとく、途中でついていけなくなってしまう人も出てくるだろう。かくいう僕も尿意と格闘しながらフレームレートが頻繁に切り替わる立体映像をガン見し続けるのは、少々しんどかったと認めざるをえない。だが、そうまでしなければこの映像美を得られなかったのも事実である。
僕がネパールに行ったわけではない。お隣のネパール人が里帰りから戻ってきたのだ。彼と僕の間には暗黙の取り決めがあり、日本語能力に自信のない彼に代わって僕が面倒な公共手続きを代行している。今回の例で言えば、一時帰国の際に必要なインフラ周りの停止・再開申請が当てはまる。その見返りに、僕はネパール土産を受け取る。夏の終わり頃に郷里へと飛び立った隣人は今月、額に真っ赤な第三の目を塗りつけたまま帰ってきた。これはティカというヒンドゥー教に伝わる伝統的な印で、彼は帰国のたびに地元の神官から儀式を経て賜り、すでに四人の子どもがいるにも関わらず繁栄力をパワーアップさせて戻ってくる。入浴で自然に落ちるまでは当面そのままでいるらしい。
本稿はFediverse Advent Calendar 2025 の7日目の記事である。僕は自作のActivityPub実装 を運用している。詳細は左記のリンク先に譲るとして、簡単に説明するとRails 8とHotwireで構築された一人専用の実装系だ。内蔵クライアントを持たず、フロントエンドは閲覧にのみ対応している。フロントエンド部分 はリアルなマイクロブログとして機能させるためにLikeやRTに相当するアクティビティは可視化せず、代わりにRSSを通じて投稿を取得できる。外からは昔の質素な一言ブログのように見えるが、内部では共通の通信規格で交信を行っている分散型SNSソフトウェアと捉えてもらうと話が早い。